なんでも修理室

 


Windows XP の CPU 使用率が 100 %


複数台の Windows XP パソコンがものすごく遅くなる事象が発生しました。どの Windows XP パソコンもCPU が 100% になったままです。

2013年10月から発生したトラブルのようです。記事がありました。

Windows XPにて「svchost.exe」のCPU使用率が100%になるバグが発生

Windows XP や Windows Server 2003 環境において、Windows Update 実行時に Svchost.exe の CPU 使用率が 100 % となる、時間を大幅に要する

 

マイクロソフトの公式ページから引用します。

(原因)
本事象は「Internet Explorer の累積的なセキュリティ更新プログラム」の検出処理に起因しており、下記の 4 点において特に顕著であることが確認されております。
KB2846071(7月公開分)
KB2862772(8月公開分)
KB2870699(9月公開分)
KB2879017(10月公開分)

(暫定対処策)
以下の 2 点を暫定対処策としてご検討くださいますようお願いいたします。
- 暫定対処策 (1)
「Internet Explorer の累積的なセキュリティ更新プログラム」を事前に単独で配信しインストール完了させる。
- - - - - 以下省略 - - - - -

 

ここでは、上の「暫定対処策 (1)」を実行後、その他のWindows Update(更新プログラム)を実行する手順を書きます。これがベストの方法とは思いませんが、3台ほど続けて実施して解決しましたので、ここに残します。

 

以下、わたしが行った解決策。

 

CPU が 99% のままでは、何をするにも時間がかかって仕方がないので、原因を強制終了します。

タスクマネージャを開きます。CPU が 99% の svchost.exe を右クリックし、「プロセスの終了」をクリックします。

 

警告が出ますが、かまわず「はい」を選びます。

 

ブラウザを起動し、「kb2879017」を検索します。KB2879017 - Microsoft のページを開きます。

 

「ダウンロード」をクリックします。

 

画面上方のバーをクリックし、「ファイルのダウンロード」を選びます。

 

「実行」をクリックします。

 

「実行する」をクリックします。

 

「次へ」をクリックします。

 

「同意します」をチェックし、「次へ」をクリックします。

 

「完了」をクリックします。

 

以上で、「Internet Explorer の累積的なセキュリティ更新プログラム」KB2879017(2013年10月公開分)がインストールできました。

 

パソコンを再起動し、残りの Windows Update を実行します。

 

Windows XP のサポートが2014年4月8日で終わります。今回のバグによって Windows XP パソコンを買い替える人が増えるのではないでしょうか。それが狙いだったりして・・・

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追記

11月20日にも、CPUが100%になる現象が発生しました。svchost.exeが CPU の 99% を占拠しています。

上のふたつをひとつずつ個別にアップデートしたら、CPU 使用率が下がりました。

 

Microsoft は Windows7 や Windows8 への買替を勧めていますが、これをきっかけに、わたしの非力PC(Pentium4 2.0GHz、メモリ1.5GB)は軽量なOS Puppylinux550JP へ移ろうかなと思います。個人で使うのに、どうしても Windows でないといけない理由はありません。さようなら WindowsXP 。

 

2013/11


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