マルチ穴あけ器の製作
農業用マルチの効能は、保温、保湿、肥料の保持、雑草の発生を防ぐ、などがあります。
石灰と肥料を入れて、土を耕しました。畝の幅は50cmで、長さは、左から3m、3m、2m、2m。
黒マルチを張りました。
苗を植えるときは、マルチに穴を開けます。スコップ等で穴を開けると、マルチが裂けることがあります。マルチは長手方向に裂けやすいようです。
農業用マルチシートに穴を開ける器具がホームセンターで1000円弱で売っています。
家庭菜園ですから大量に穴を開けないので、マルチ穴あけ器を自作することにしました。
ビールの空き缶をハサミで切って、作ってみました。
穴を開けるときは、回してはいけません。回すとマルチがよじれます。垂直に押し下げて、穴を開けます。
穴が開きました。
しかし、3つ目の穴で、アルミ缶の歯がグニャグニャに。ダメだこりゃ。
アルミ缶は諦めて、炭酸飲料(CCレモン)のペットボトルで作ることにしました。ペットボトルを鋸で半分に切ります。
ハサミでギザギザにカットします。
垂直に押し込みます。
うまく抜けました。
50個所ほど抜きました。少し歯が曲がりましたが、問題なし。
ギザギザを鈍角にしたものも作ってみました。鈍角の方が耐久性がありそうですが、使っていないので判りません。
防虫網をかぶせて、苗を植えました。
キャベツ。
手前2本がブロッコリー、奥はハクサイ。
すべての作業が終わった後で思い付きました。ラップフィルムの歯で作れば、切れ味の良いものができそうです。作り方↓↓↓
まだ作っていないので、性能はわかりません。
2013/09
食品用ラップフィルムの歯と空き缶でマルチ穴あけ器を作ってみました。
ラップフィルムの歯には、鉄製と樹脂製があります。
鉄製の歯をコーヒー缶とラップフィルムの芯に巻いてみました。
黒マルチに押し付けてみました。
結果はこの通り。マルチが切れませんでした。
ラップフィルムの芯バージョンも試してみました。
結果はダメ。歯のギザギザが小さいとマルチが切れないようです。
ペットボトルの鈍角歯のテスト。
マルチは切れましたが、切れ味が悪いです。
ペットボトルの鋭角のもの。これが良かったです。歯の角度は60度くらいです。
2013/10
追記
ブロッコリーとキャベツを収穫しました。ハクサイも良いものができました。野菜ができると楽しいです。
2014/01